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2011年08月04日

6日・7日 山口七夕ちょうちんまつり

6日・7日 山口七夕ちょうちんまつり

 紅の灯で山口市の夏の夜を染め上げる「山口七夕ちょうちんまつり」が、6日(土)と7日(日)、市中心部で開かれる。“静”(紅ちょうちんが作り出す幻想的な灯のトンネル)と“動”(勇壮な山笠、みこし、よさこい)とで彩られるこの催しは、秋田の「竿灯」、青森の「ねぶた」と並ぶ「日本三大火祭り」の一つにも数えられる。今年は開催日が休日に当たることもあり、例年以上の人出が予想されている。

商店街に灯のトンネル

 長い竹ざおに1本当たり約40個の紅ちょうちんを飾り付け、午後7時半に一斉点灯―。中心商店街(西門前、道場門前、米屋町、中市、大市、駅通り、新町、本町)に、約2時間半ゆらめく紅のトンネルの誕生だ。灯入れは一つひとつ手作業で、商店街の人たちの「伝統行事を守り、伝えていこう」との強い気持ちに支えられている。アーケード内で開催されるこのようなお祭りは、全国的にも非常に珍しい。
 最近では毎年恒例・市内最大規模の夏祭り…というくらいの認識しかない人も多いが、その歴史は古く、室町時代に大内氏の第26代盛見が父・大内弘世の冥福を祈るために笹竹の上に高灯籠を灯し、それが各家庭の盆行事として広まったのがはじまりとされる、約600年もの間受け継がれてきた伝統行事だ。

「もっとちょうちんプロジェクト」

 「もっとちょうちんプロジェクト」の名称で「市全域でちょうちんに灯りをともそう」と活動している山口商工会議所青年部(TEL083-925-2300)。今年は、市中心部に“もっとお客さんを、もっと灯を”を合言葉に、市役所会場の灯を増やす。人の背丈ほどの、ミニツリー12基を両日設置するほか、20個のちょうちん一つひとつに愛らしい大内雛を描いたミニツリー(1本)を初めて登場させる。また、毎年恒例となった「山口で日本初のクリスマスミサがあった」との史実にちなむ、約800個のちょうちんを飾った高さ15メートル、幅8メートルの「ちょうちんツリー」が6日限定でお目見え。灯入れはそれぞれ午後7時からで、誰でも参加できる。

「つながる大殿七夕ちょうちんの灯」

 「地域の祭りを舞台に、一体感をさらに深め、地域活性化につなげられれば」。昨年初めて、「瑠璃光寺五重塔からの灯りの流れをつくろう」と、おおどのコミュニティ協議会(TEL083-924-5592)が木町、竪小路、後河原にちょうちん竹ざおを設置した「つながる大殿七夕ちょうちんの灯」は今年、道筋だけではなく、同地区一帯に、昨年の2倍・120本のちょうちん竹ざおを設置する。そして、昨年好評だった家庭向け「ちょうちんキット」(ちょうちんとLEDろうそくのセット)を、引き続き大殿地区に配布。さらには会場と隣り合う白石、湯田地区にも設置を呼び掛け、この2日間、周辺エリアの家庭の軒先に、昨年(約1400個)から大幅増の、3200個以上ものちょうちんが灯される。

「ちょうちん飾り隊」

 ミニツリーは、商工会議所前(20カ所)に両日、7日は駅通り(30カ所)、パークロード(44カ所)、地方合同庁舎前(10カ所)にも登場する。1本当たり約20個のちょうちんの飾り付け、灯入れ、設置を行うのは「ちょうちん飾り隊」。事前に申し込んだ参加者が、撤収までの一連の作業を体験する。

巨大な光のオブジェ

 7日には、パークロードに「山口」の文字が浮き出す縦14・5メートル、横38メートルもの巨大な「すだれちょうちん」と新山笠が飾られ、“巨大な光のオブジェ”が、夏の夜に浮かび上がる。

6日に「点灯式」

 6日午後6時20分からは、おおどのコミュニティ協議会による「点灯式」が、瑠璃光寺五重塔前で開催される。「歴史紙芝居」、瑠璃光寺住職による「祈りの儀」、古式筝をバックにした「盛見和歌朗詠と舞」、火打ち石による「火起こしの儀」などが執り行われた後、600人以上の「ちょうちん行列」(飛び入り参加も可能)が出発(7時半)。八坂神社までの約1・5キロを練り歩く。また今年は、この灯が「大殿の火」として、国体の炬火に集火される。
 夏の夜の幻想的な灯りには浴衣がよく映えるが、6日には市民会館事務所2階の市男女共同参画センター(TEL083-934-2841)で無料着付けサービスが実施される。午後4時からの受け付け(事前申し込みは不要)。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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