サンデー山口

医療事務教育で全国２０校の一つに

　山口市富田原町の山口インフォメーション・カレッジ（豊岡芳和校長）がこの度、日本医療教育財団から医療事務関連教育の優秀校として２年連続で表彰を受けた。
　同財団が昨年度実施した資格検定「医療事務技能審査試験（医科・歯科）」で、同校医療ビジネス科の学生たちが医科９４・１％、歯科９６％と高い合格率を記録。平均合格率が約４０～５０％とされる中、同校は病院や薬局での実習、検定前の集中講義などを行うことで、ここ数年高い合格率を維持しており、受験した全国２８９校の中から、特に優秀な２０校として表彰された。
　豊岡校長は「これは学生たちの日々の地道な努力と、切磋琢磨しながら試験に取り組んだ結果であり、これから就職に向けて頑張ってほしい」と話している。
　同校は、８９（平元）年に山口市との公設民営の形で設立。医療ビジネス科のほか、ＩＴ関連の２学科がある。情報系専門教育ひとすじに、伝統と実績を築いてきた。高い専門性があり国家試験の合格者数も多く、県内就職率は９０％を超えている。
　なお、オープンキャンパスが８月６日（土）・２４日（水）・９月２５日（日）に、いずれも午前１０時から午後２時まで開催される。プログラムは各学科・コースの説明や体験実習、個別相談会など。詳細は同校（TEL０８３－９３２－０１１８）へ。