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2011年09月02日

稜線

 旧小郡町にある近代上水道の遺跡を山口市文化財に指定する要望が市民の間から起きている。
 旧小郡町史によると、1916(大正5)年当時から水道施設の要望が町内で活発化し上水道期成同盟会も結成された。
 町議会には水道委員会を結成し、起債・補助によって羽根越川貯水池が1923(大正12)年に完成、同年3月に竣工式が行われ小郡町内は祝賀行事でにぎわった。
 すでに1922(大正11)年には小郡から津和野までの山口線が開通し、山口は埼玉県浦和に次いで全国二番目の国鉄停車駅の県庁所在地となり翌12年には津和野から益田まで山口線は伸びた。
 良質の飲料水を住民各戸へ供給する水道施設は日本で初めて1887(明治20)年に横浜で施設され、国は住民の保健衛生の見地から精選された飲料水を供給することを目的に、その経営管理を原則として公営とし、水道施設については許認可制にすることを1890(明治23)年に制定している。これが現行水道法の前身で施設は人の飲用に適する水を供給することを目的とし、取水、貯水、導水、浄水又は配水のための施設であると付則も制定された。
 下関市の水道に次ぐ山口の水道史である。水喧嘩は不要。(F)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)稜線
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