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2011年11月25日

稜線

 落葉樹はいずれも落葉期以前の葉柄部に離層ができていわゆる紅葉現象を起こしはじめる。
 西中国山地の徳佐地域からはじまり瀬戸内沿岸の丘陵までつづく山口盆地を囲む自然林地帯は、いま紅葉現象の真只中に置かれている。
 景勝長門峡の紅葉探勝は別格であることながら、仁保から徳地へ向かう途中の松柄峠一帯や、宮野から荒谷ダムを左手に見て八丁越の峡谷道を萩へ向かう道路脇はいずれもヤマモミジ、ツタウルシ、ハゼなどの紅葉樹が濃淡を交ぜ合わせて晩秋路を彩っている。
 紅葉前線の予報によると山口は台風による塩害などの被害もまったくなく、紅葉の色つやは例年になく良いと予告されてきた。
 サクラ前線と同じように秋の気象観測の対象はイロハカエデによって紅葉前線図が描かれていると聞く。紅葉前線は10月に入ると山岳地帯から、中旬には平野に至りかなり早い速度で進む。紅葉を促進させるのは冷気と寒波であってやがて山野は落葉期となる。
 落葉は紅葉と切り離せない現象である。山口市駅通りのイチョウ並木が黄葉から落葉となる。イチョウは夏の緑、秋の黄葉が美しい。公害に強いこの並木は山口市のサブタイトルである。(F)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)稜線
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