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2011年11月25日

「雪舟庭を室町時代の姿に!」 常栄寺22代、今井宏泉住職の思い

「雪舟庭を室町時代の姿に!」 常栄寺22代、今井宏泉住職の思い

 山口市の重要な観光資源でもある常栄寺雪舟庭(宮野下、TEL083-922-2272)。室町時代に大内政弘が妙喜寺の庭園として画僧・雪舟に命じて築かせた「本物」の雪舟庭で、全国の日本庭園の中でも屈指の名園だと評されている。しかしながら今見られるのは、当時の姿とは若干異なる。
 常栄寺はもともと毛利隆元の菩提寺として安芸吉田に創建された。毛利氏の防長移封に伴い国清寺跡に移され、幕末の藩府移転で現在地に移ってきた。同寺は、08(平20)年11月に21代目の“名物住職”安田周山さんが亡くなってから約2年間住職不在の状態が続いていたのだが、昨年10月に今井宏泉さん(岐阜県出身)が22代目の住職に就任。1年が経ち今井住職は「雪舟庭を本来の姿に戻したい」と次のように思いを語る。
 山林を借景にしたこの庭園は、水と石とで美しく構成された池泉回遊式庭園。本堂のすぐ前面には、日本の象徴・富士山と中国の三山五嶽とが配置されている。そこに、山林や雲煙を表そうとサツキやツツジ、スイレンなどが植えられているのだが、造園時にはこれらの植物は日本に存在しておらず、石と芝生とのシンプルな構成だった。室町時代に雪舟の築いた庭へと「復元」し、見た人それぞれが「禅」にも通じる想像力を働かせることで、十人十色の雪舟庭を味わっていただけるようにしたい。
 これまでは職員が庭の手入れを実施していたのだが、今年からはプロの庭師に手入れを依頼するようにもした。加えて、所蔵品の展示会や市民向け文化講座も開こうと準備中だという。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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