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2012年02月17日

稜線

 中国山地と瀬戸内海沿岸部をもつ山口市は、市全域の気象にも北部と南部の地域差が見られる。
 中国山地に囲まれた徳佐・徳地は寒冷期が長く氷点下に及ぶこともまれでなく、今冬は特別に寒さのきびしい日々がつづき降雪の日も多く、十種ヶ峰のスキーだよりも例年に比べて多くつづいている。これでは徳佐八幡宮のしだれザクラも開花がいつもより遅れるだろうと心配する。
 山口市の中央盆地は昼夜の気温較差が大きく、椹野川の河霧発生も年間平均が16日程度と見られているが、2月上旬から3月下旬にかけての発生が多く盆地特有の気象を示している。
 周防灘に面している市南部の秋穂、阿知須は年間を通して日照時間の長い温暖な瀬戸内沿岸特有の気候となり、菜の花だよりも早く、椹野川河口のシジミ漁、遠浅海岸の潮干狩を迎える日も近づく。
 今頃の時期に三寒四温と呼ぶ言葉がある。
 古くから中国大陸や朝鮮半島での気象用語で日本にも伝わってきた。春浅い頃、寒い日が3日、暖かい日が4日とつづくことの表現だが、脊陵山脈で南北に縦断されている日本列島では鮮明に感じるものでないが鳳翩おろしが過ぎると山口には四温の日がある。(F)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)稜線
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