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2012年04月13日

稜線

 このほど山口市の市史第3巻の「考古・古代編」が刊行された。
 第一巻の近世編1と第2巻大内文化編に次いでの出版である。
 年代別市史出版に際し渡辺市長は、
 「私たちのまち山口における始祖の活動は現在を遡る一万年以上前の石器時代である。以後平安時代には周防鋳銭司がおかれ、その近くで行われた須恵器の製造や製塩などと共に山陽道沿いの生産が活発に、また鎌倉時代には徳地を舞台にした重源上人の活動によって山間部の森林開発や河川交通の整備が進み、室町時代には守護大名大内氏の本拠がおかれ、その後毛利氏による統治や明治維新の激動期を経て、山口の歴史と文化は今に受け継がれている」と述べるように史都山口の古代からの歩みは長く深い蓄積があり新時代を目指す指針となっている。
 今回の史料編の個別遺跡解説で戦国期における大殿地区の大内館跡の発掘調査も一九七八(昭和五三)年から本格化し検出した遺構には建物(柱・碇石)、庭園(池泉・枯山水)、空堀、築地、土塁、井戸、塀、門などがあり、館跡の遺跡調査による15世紀から16世紀の中頃に至る約百年は館の存続期であった。
 回顧は新しい時代への道しるべとなる。(F)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)稜線
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