サンデー山口

20日で現在地への移転10周年を迎えた山口銀行湯田支店。地域とのかかわりを深める活動に熱心で、今年は「この街に感謝！　笑顔で挨拶ナンバー1」をスローガンに、支店周辺の清掃活動などに取り組んでいる。31日（木）までは、サンデー山口の紙面を通じて湯田の10年間を振り返るパネル展も開催。若手行員の提案で実現した企画だ。取り上げられているさまざまな湯田温泉の話題を懐かしむお客さんが多いという。「地域の人に支えられたおかげで10周年を迎えることができた。今後も地元と一緒に湯田を盛り上げていきたい」と話す。
　仕事終わりには湯田で飲むことが多い。「飲み仲間や店員さんと、どうすれば観光客や定住人口が増えるかなど街の活性化について、いつも話し込んでしまう。気が付くと何時間も経っている」と笑顔を見せる。

60（昭35）年12月、広島市生まれ。慶応大法学部卒。父の実家がある山口県で就職するため、山口銀行に入行。主に営業・企画業務に携わり、下関・山の田支店長を経て10（平22）年12月に湯田支店長に就任。