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2012年06月09日

札の辻・21

 先月、天皇・皇后両陛下をお迎えし全国植樹祭が山口きらら博記念公園で開催された。
 「育むいのち、彩りの森、光る海、碧い空、きらめきの発進」を開催テーマに森と川と海のかかわりを五月の山口から全国発信した。
 森・川・海が出会う汽水域がきらら浜である。
 「森は海の恋人」この言葉に出会って心の中に一本の広葉樹の苗が植えつけられた。木は大きく育ち、花を咲かせ、実を結んだ。やがて実が熟し地に落ちると若い命が芽生えてくる―先年防府のロータリークラブで卓話をした宮城県気仙沼湾カキ養殖業畠山重篤氏のことばである。
 昨年の東日本大震災で気仙沼湾のカキ養殖海域は大津波で大被害をうけたが、畠山氏等は復興に立ち上がり、厳寒期も耐え抜く三陸漁民のド根性を昂揚させており、今回の山口植樹祭にもはるばる列席している。
 会場内に復興の森も企画され、岩手、宮城、福島の東北3県に苗木の贈呈があり、二井山口県知事はクロマツ各千本の目録を手渡した。
 東北の大河、北上川の河口被災地石巻市には、山口県にゆかりの深い重吉神社がある。
 江戸時代、長州武士川村重吉は伊達政宗に協力して北上川改修に尽力、仙台平野の米作に貢献した。業績を偲ぶ神社祭が例年行われている。
 森と川と海の自然を体感できる「きらら浜自然祭」であった。
         (鱧)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)札の辻
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