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2012年07月13日

稜線

 あと1週間で、山口盆地に夏の訪れを告げる“祭りシーズン”がやってくる。トップバッターは20日(金)からの山口祇園祭。大内氏28代・教弘が1459(長禄3)年に京都から伝えてきたとされており、約550年もの伝統がある。
 もともとは、向暑の疫病退散と、地域住民の繁栄・親睦を目的に始まったものだが、その役割は時代とともに変遷を続けてきた。「昭和の子どもたち」にとっては年に数度の一大レジャーの場だったが、塾や習い事に忙しい「平成の子どもたち」はテーマパークへのお出かけの方を好みそう。祭りの日を指折り数えて待つ、なんてことも最近ではなさそうだ。
 「お祭りは、見るよりも参加した方が楽しい」。一般によく言われることだが、ここ山口では必ずしもそうなっておらず、むしろ逆。だが、他県を見ると、子どもから大人まで、祭りへの参加意欲は非常に高いように感じられる。山口市もそうなれば、江戸時代初期に「西国一」と賞されていた往時のにぎわいを、少しでも取り戻すことができるだろう。
 御神輿、祇園囃子、山車、市民総踊り…。これらはその気になれば誰でも参加できる。一部の人たちだけに楽しませておくのはもったいない。(K)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)稜線
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