サンデー山口

　９９（平１１）年、「山口市をこよなく愛し、山口市の発展を願う人々の会」として、首都圏で立ち上がった「山口七夕会」（八木重二郎会長）。その山口支部が、このほど設立された。現在、約３００人が所属する同会だが、地元側の拠点を設けることで首都圏との「距離」を縮め、さらなる活動の拡大を目指す。
　１２日に西の雅常盤で開催された設立総会には、５４人が参加し、支部長に児玉秀文さん（児玉企画）が、副支部長に入江幸江さん（市議）と?川英顕さん（県警本部）が選任された。児玉支部長は「山口の『中』にいると気付かなかったことが、『外』からだと見えてくる。この支部設立が、そのような『感性』を地元・山口に持ち込むことにつながり、郷土の発展に寄与できれば」とあいさつした。その他の役員は次の通り。（敬称略）
　事務局長＝河内義文（ケイズラブ）▽事務局＝関和貴（ほほえみ野菜の郷）、佐藤英仁（佐藤商会）、小笠原貴芳江（ヒューモア）、藤野宣子（ピアノ教師）、濱野文彦（津軽三味線奏者　一燈）▽監事＝平田由美（ひらた動物病院）、国光文夫（中電）▽顧問＝吉田充宏（県議）
　山口七夕会誕生のきっかけは、９３（平５）年からの東京・世田谷区「ふるさと区民まつり」への山口七夕ちょうちんまつりの出展だ。山口商議所青年部によるものだが、首都圏在住の市出身者も「東京隊」として灯入れに参加。「それだけで終わるのはもったいない」と、９７（平９）年に同会の設立案が持ち上がり、９９（平１１）年２月に正式発足した。入会および問い合わせは、同事務局（TEL０８３－９２７－７００４）へ。