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2012年08月24日

稜線

 栗よりも甘味が多いことから“くりまさる”との呼称をもつ市内阿知須特産のカボチャが出荷期を迎えている。
 種子選びから良質改良を目指した主婦グループが主体となり阿知須地域の土質にも恵まれ肉厚で甘味もすぐれて特産となったカボチャは、県内はもちろん県外にも広く出荷されて“くりまさる”の人気は高い。
 カボチャを方言で九州はボウブラ、関西でナンキン、関東に至るとトウナスとも呼んでいる。
 カボチャの呼称はポルトガル人によって東南アジアのカンボジアから伝えられて訛ってカボチャになり、ボウブラとはポルトガル語のアボブラが、またトウナスは中国・唐の国の茄子という意味といわれてきた。
 わが国にカボチャが渡来したのは史実によると1541(天文10)年にポルトガル船が豊後ノ国(大分県)へ漂着し、キリシタン大名大友宗麟を訪ねて交易を開始しようとしたときカボチャの種子を献上したことが始まりといわれている。
 本格的にカボチャ栽培が行われるようになったのは明治初年に北海道の農業地開拓に際し、指導開拓使が多くの外来品種を導入してからという。
 阿知須の浜風に育つカボチャは日向カボチャにも肩を並べる。(F)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)稜線
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