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2012年09月15日

気短になっちゃった

 近頃、気短になってきた。歩き方も連れの歩調を無視してせかせかと歩く。待ち合わせの時には、集合時間の1時間も前に行って近所をブラブラしている。気が急くのだ。話し方も結論を先に言って、これでわかってよ、と投げ出し、説明もしない。相手は当惑する。あなたの言っていることがわからない。
 先日、印象派の画家の絵を模写してみた。葡萄のひと房をうつした。最初の5個までは、丁寧に描けた。それからは、もう乱雑になっていった。何故か気が急く。早く描き終えたい、と思う。好きで始めたことなのに…。
 なんだろうか、この気分。この落ち着きのなさ。
 夏の家      斉藤恵子
ひとりまたひとり孕み/ねつを帯びながら/ひとなつこい生ぐささで/ふくれていく//平たくなったり尖ったり/より集まりながら/ぬるぬる粘えきをだし/ひろがる/つながる/しろいすじをひき/たがいに入りまじわる//ろ地の家家のほそい通ろで/なまえの薄れたひとが/すずのね色でささやきあう/はち植えの桔梗がくびをゆらす//(略)
 こんな粘着力のある詩を読むと憧れる。私は、これからは、いよいよ単純な生活をしていくしかないのかしら。涼しくなると気短が修正できるかな。今は、何故か気が急く。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)おんなの目
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