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2012年10月10日

No.114「嵐のティピー」

No.114「嵐のティピー」

光村教育図書
作:ポール・ゴーブル
訳:千葉 茂樹
 ティピーとは、北アメリカの先住民が住居として使っていた円錐形のテントのことです。この絵本は、ある部族に伝わるティピーの由来話をもとに書かれています。
 大いなる神は最初の男と女を作り、彼らを助けるよう助手のナピに命じます。ナピは頭の上に落ちてきたハコヤナギの葉の形をもとにティピーを考え、男と女に伝えました。ティピーの材料や立て方は、この本に詳しく紹介してあります。
 その後、ティピーの入り口にはブリザード(雪嵐)の主から教えられたお守りが飾られ、「嵐のティピー」と呼ばれるようになりました。この印によって人々はどんな嵐からも守られ、部族は栄えていったのです。
 バッファローの群れを追い、行った先でティピーを立てるという生活は過去のものとなりましたが、今でも夏になるとキャンプ地にティピーを立てて休暇を過ごす人がいるそうです。ティピーの中で人々は、精霊の声からさまざまな知恵を学んできた祖先の魂を身近に感じることができるのかもしれません。
(ぶどうの木代表・中村佳恵)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)えほんのとびら
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