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2012年11月16日

稜線

 長門峡はもちろんのこと、裏鳳翩の迂回道、荒谷ダム周辺一帯や西中国山地の十種ヶ峰(998・8メートル)、飯ヶ岳(937・3メートル)の囲む山口盆地周辺は、いまあざやかに紅葉した樹林の色どりにめぐまれて美しい。
 11月となり前記の山路をたどると、ヤマザクラ、ウルシ、ドウダン、ニシキギなどの紅葉がめだつ。それにクヌギ、アラカシとつづく雑木林の細い道もひそやかな彩りを見せてくれる。
 これほどの紅葉が見られるのはヒルとヨルの温度差の激しい渓谷や山腹で最低気温が8度前後を割ると紅葉現象が起き、5・6度にもなれば極彩期になって道端の雑草までも変色し季語では草モミジと呼ぶ。
 こうした山野の紅葉現象は日本以外に朝鮮半島、北アメリカ、アルプス山系、ドナウにライン河畔に限られる現象で寒帯と熱帯では見ることもできないという。
 去る11月3日、長門峡ではモミジ祭りが開かれ、道の駅を起点にたくさんの参加者があってにぎやかだった。
 サクラが里から山へ咲いてゆくのとは反対に紅葉は山から里へ降る。
 山口駅通りからパークロードまで、イチョウ、ケヤキ、イタヤカエデの秋色譜で山都のプロフィルが目立つ。(F)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)稜線
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