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2013年01月18日

稜線

 山口の冬季は西中国山地一帯と瀬戸内海岸側の天気に二分されているように感じる。
 気候学ではこのような気象差を表日本気候と裏日本気候と風土の違いを表と裏の表現で区別することはよくないと太平洋側と日本海側に改めた。
 山口市の場合にそれほどの区別はないが、やはり木戸山峠や松柄峠を越えると瀬戸内に近い秋穂、阿知須とでは平均気温差が感じられる。
 このように気候の差がとくにはっきりしてくるのは季節風と海浜と山なみである。
 わが国における最低気温のレコードは1902年1月25日(北海道旭川)の氷点下41度、1903年1月26日(北海道帯広)の氷点下38・2度、そして1945年1月27日(北海道倶知安)で氷点下36・7度などがある。
 しかし山口市における寒さは寒中としても北海道や東北地方とは温度差があって降雪にも程度が異なる。
 寒明けが近づくとまずネコヤナギがふくらみを見せる。冬芽のふくらみはきびしい寒さの中で銀色の尾状花序を出す。
 ネコヤナギのふくらみと同じ頃に花をつけてくるのはヤブツバキであろう。常緑広葉樹林の中でもツバキは椿と書くように早い春をつげる。
 山口県には椿という姓もある。(F)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)稜線
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