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2013年02月16日

札の辻・21

 文藝春秋3月特別号の表紙は古都金沢の瓦屋根がつづく町並に霏々として春の雪が降りつづく風景画だった。
 川端康成の著作「雪国」があるように日本は世界的にも知られている雪の多い国で、列島を縦走する脊梁山系の西側に当たる山陰から北海道にかけて地域の積雪量は地球上の温帯地域では他に例がないという。
 節分以降に見られる終雪の日付記録は札幌で4月22日、東京は3月20日、鹿児島では2月20日の記録があるが、夜間に降った記録は札幌が5月25日、東京で4月17日、鹿児島は3月29日となっている。
 節分が過ぎて15センチ以上の降雪があったのは全国的に2月24回、3月が9回といわゆる春先の雪模様はつづく。
 今年は立春が過ぎても寒冷前線の停滞で北海道や東北ばかりでなく中国地方でも山陰側は雪の日が多くて、山口でも西中国山地一帯の日陰には残雪が見られた。
 徳佐から阿知須まで市域が北から南へと長い山口市では雪と冬晴れの天気境界が分かれやすい。
 晩秋から芽をふくらませてきたネコヤナギが河畔で白銀色の絹状の毛におおわれている。中・四国、九州では2月下旬に、北海道や東日本では3月末になる。
 ネコヤナギは耐寒性があって亜寒帯林やツンドラでも発芽は早いとのこと。椹野川は河畔に四温の日が待たれる。(鱧)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)札の辻
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