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2013年02月20日

美術の美はビックリのビ

美術の美はビックリのビ 

「何これっ?」という作品が目白押しのコレクション展「美術の美はビックリのビ」。 
 たとえば、アメリカの戦後美術に影響を与えたという日本の前衛の書。井上有一の作品は、文字というよりも凄まじいエネルギーを吹き出す黒いかたちそのもの。怒れる仏さまの表情のような気配を感じる。
 それとは対照的に、手で描くことを極端に切り詰めていったニエーレ・トローニの作品。幅5センチの筆による色斑が規則正しくつけられたもので、絵具と絵筆と画布を用いたことだけによって絵画が成立する、というまるで不思議な事件のような作品。
 そして、小本章の写真であり、野外制作というパフォーマンスでもあり、版画(プリント)とも考えられる作品。
 これら数々の実験的な試みが並べられると、既成概念を超え出る作品の迫力に驚いたり感心したり、まさにビックリすること請け合い。ぜひご覧ください。
県立美術館副館長 斎藤 郁夫


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)サンデー美術館
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