サンデー山口

　19日から21日まで、市の姉妹都市である韓国・公州市からの訪問団25人が来山。両市の姉妹都市締結20周年を記念してのもので、19日夜にはサンルート国際ホテル山口で記念祝賀会が催された。山口市からは、市役所、市議会、商工会議所、青年会議所、日韓親善協会などから、約60人が参加した。
　冒頭、渡辺純忠市長は「20年間にわたり、お互いの市民が中心となる友好交流が続けられてきた。今後も、アジア、そして世界に誇れる姉妹都市でありたい」とあいさつ。それを受けて李?遠公州市長は「10年前と同じく、今回も（旧山口市の花木）キンモクセイを記念植樹した。長い間の信頼と友情に感謝し、この関係を子孫にもつなげていきたい」と述べた。
　出席者は10のテーブルに分かれて歓談。市消防音楽隊および公州市忠南燕亭国学院による演奏や、李昌善公州市議会副議長の手品なども披露され、和やかなひとときを過ごした。
　公州市は、5世紀後半に百済の都として栄えた都市。大内氏の先祖が百済の26代聖明王の第3王子・琳聖太子とされていることが縁で、93（平5）年2月に市と姉妹都市締結をした。