サンデー山口

　施設の老朽化と耐震性確保のため10（平22）年3月から進められていた市立大殿中（古熊1－4－1）の校舎と屋内運動場の建て替え工事がこのほど終わり、記念式典が11月上旬に開かれる。
　新校舎は鉄筋コンクリート造3階建てで、延べ床面積は以前に比べ約1.5倍の4241平方メートル。新体育館は、鉄筋コンクリート造2階建ての延べ床面積1494.53平方メートルで、災害時の避難施設としての機能もあり、約2倍の広さになった。
　同校は49（昭24）年5月に開校。今年創立64周年を迎え、卒業生は1万1千869人を数える。大野和規校長は、「安全で安心できる環境が整った。生徒たちは、伝統と誇りを力強く受け継ぎ、学習に、スポーツに精進してほしい」と話す。
　式典に向け、現在大殿中同窓会（寺田吉雄会長）が記念品の贈呈を計画中。同会では、学校側からも要望があった演台を購入する予定だが、そのための寄付を募っている。
　一口千円で何口でも可。申し込み口座は、01310－6－51499、山口市立大殿中学校同窓会。問い合わせは、同副会長の福田好博さん（TEL090－5373－7157）へ。