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2013年09月13日

稜線

 8月末から9月のはじめにかけて、台風から変わった温帯性低気圧の前線は、県内に200ミリを超える総雨量をもたらし、山口市の阿東地区の豪雨地では復旧作業継続中のことだった。
 集中豪雨は時間的に又空間的に発生し、梅雨前線や台風に伴うもので、大災害を起こす記録的なその降雨は比較的に限られた地域のみに集中する。
 古くからの気象用語に二百十日がある。太陽暦では9月1日にあたり、この日だけに台風が来襲しやすいという統計的な裏付はない。しかし昭和になってから死傷者多数を出した台風記録によると9月がもっとも多く、枕崎台風、洞爺丸台風、狩野川台風、伊勢湾台風など犠牲者多数をふくむ大型台風は殆ど9月の中・下旬に集中している。
 近年の風水害は発生に突発性、意外性、局地激甚性、群発性が見られ、宅地造成地、過疎地での被害が多発してきた。
 年によって変動はあるが北太平洋南西部のうち日本に上陸する台風は3・4個で各月平均では8月と9月が1・5個でいちばん多く、記録に残り季節的に最も早い台風上陸は大正6年4月15日、遅いのは明治27年12月10日であった。
 二百十日、二十日の風を季語で野分と呼ぶ。(F)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)稜線
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