アクセスカウンタ
QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 69人

店長情報 トップページ
店長情報

2013年10月09日

No.126「りんごのき」

No.126「りんごのき」

福音館書店
文:エドアルド・ペチシカ
絵:ヘレナ・ズマトリーコバー
訳:うちだ りさこ
 冬のある日、マルチンは雪の中に棒切れのようなものが立っているのに気がつきました。「あれは りんごのきなのよ」とお母さんに教えてもらったマルチンは、この木にいつ実がなるのだろうと楽しみでなりません。
 雪がとける頃になると木は芽ぶき、ひなぎくやりんごの花が咲き出します。みつばちもやってきて、庭は大にぎわい。無事に実がなるようにとお父さんが薬がけ作業をするのを、マルチンは興味深そうに見ています。
 麦が金色に光る夏、実が二つなりました。が、一つは風で吹きとばされ、マルチンはがっかり。
 木の葉が黄色くなるとりんごの実も赤く熟れ、やっと食べられるようになりました。地面に落ちたりんごを両手でそっと拾い上げ、お母さんの所へ走って持って行くマルチンの嬉しそうな顔!
 移り変わる季節とともに成長するりんごの木に声をかけ、動物たちと戯れながら過ごすマルチンの日常は、とても豊かなものに感じられます。
 五十年以上前にチェコで出版された絵本です。
(ぶどうの木代表・中村佳恵)


同じカテゴリー(えほんのとびら)の記事画像
No.194 「うみべのまちで」
No.193「ふしぎなたいこ」
No.192「なぞなぞあそびうた」
vol.191「ぞうのババール こどものころのおはなし」
vol.190「てんぷら ぴりぴり」
vol.189「はじまりの日」
同じカテゴリー(えほんのとびら)の記事
 No.194 「うみべのまちで」 (2019-06-12 00:00)
 No.193「ふしぎなたいこ」 (2019-05-08 00:00)
 No.192「なぞなぞあそびうた」 (2019-04-10 00:00)
 vol.191「ぞうのババール こどものころのおはなし」 (2019-03-13 00:00)
 vol.190「てんぷら ぴりぴり」 (2019-02-13 00:00)
 vol.189「はじまりの日」 (2019-01-16 00:00)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)えほんのとびら
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。