アクセスカウンタ
QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 24人

店長情報 トップページ
店長情報

2013年11月13日

穴惑

 十月最後の日の午後、道路脇の側溝を蛇が這っていた。深緑と茶色を混ぜたような色をし、亀甲を崩したような模様が見えた。蛇の名は知らない。30㌢くらいはあったと思う。穴惑だ。冬眠する穴を探しているのだ。探せるかしら? 側溝は長いコンクリートがずっと続いている。野原や山に出られる切れ目が近くにあるだろうか。心配だ。
 蛇は彼岸ごろ、冬眠のために穴に入るといわれている。彼岸過ぎても這っている蛇を「穴惑」という。
 穴まどひわれにおどろくわれもおどろく 山口波津女
 帰宅して蛇の写真集を見た。友人のFさんは、大の蛇嫌いで、写真の蛇であっても見るのも恐ろしい、と言う。私は、それほどでもない。が、蛇に触ることはできない。申し訳ないと思っている。
 “実際は秋彼岸頃に冬眠する蛇はいない。十月頃から徐々に食べなくなり、排泄して消化器を空にする。これは消化器に内容物が残っていると冬眠中に腐敗するため。その後、十一月に地穴に集まり、集団越冬する”「俳句の虫・魚介・動物」より
 ああ、よかった。私の見た蛇は、地穴に向かって這っていた時なのだ。まだ間に合う。蛇は賢いから人間の造った側溝なんぞ乗り越えて、仲間の元にいくだろう。来年又会おうね。


同じカテゴリー(おんなの目)の記事
 見事なびらん (2019-07-24 00:00)
 主題 (2019-07-17 00:00)
 バスが来たら (2019-07-10 00:00)
 居るよ、居る、居る。 (2019-07-03 00:00)
 きんと雲 (2019-06-29 00:00)
 本の海に潜って (2019-06-19 00:00)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)おんなの目
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。