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2013年11月30日

札の辻・21

 初冬に入り霧の深い朝を見るようになった。
 盆地霧は秋季、都市霧は冬季に多いという。
 霧は晴れて風もない夜に地面近くの気温が降下すると発生し、明方になってくれば放射性の霧となる。そして朝霧は晴天のしるしといわれてきた。夜間の放射冷却により発生した霧は厚さが数10メートルから200メートル以上にもなるが太陽が上昇すると急速に消滅してゆく。
 霧の発生する地域別に山霧、海霧、谷霧、川霧があり時刻によっては朝、夜に分けられる。
 姫山の麓をめぐる仁保川や椹野川には川霧の中で渡り鴨の姿を見るようになってきた。冬鳥の到着である。
 野鳥の群れには雌雄で羽の色が異なっていることはかなり多い。
 カモ仲間でも、カルガモを除いては雄が派手な羽色をして、雌はどの種類でも互いによく似た地味な羽色になっている。
 椹野川に飛来したカモを見ていると、渡来当時には雄も地味で目立たない羽色をしているが、ほどなく特徴のあるあざやかな羽色へと様変わりするようになる。
 川面を遊泳しているカモたちによると、渡来直後にはメス・オスがわかりにくいのだが、次第に2羽のカップルとなり、春となって北帰行をはじめる頃にもなれば、ほとんどが似合の夫婦鴨となってゆく。
 野鳥記によると、渡り鳥で二羽連れとなるのはカモ類のみの記述がある。(鱧)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)札の辻
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