サンデー山口

　30（昭5）年創業、野菜の種や苗などを販売する山陽種苗の社長に就任して、およそ3カ月半。「祖父の代から築き上げてきた信頼をより強いものにしながら、新しい事業にもチャレンジしていきたい」と意気込む。
　約25年前から、ウコンやショウガなどを使った健康食品の開発・販売にも取り組み、現在は「ほってり金時しょうが湯」など約5種類の商品を販売。「当時の会長が患った緑内障の治療に良いものがないかと探したことがきっかけ。材料は高品質な国産にこだわっています」。さらに、来年春には室内栽培用の“おしゃれ”な野菜種の販売も予定しているという。
　愛車は高校生のころからあこがれていた白いスカイライン（日産）。「5歳の息子も車好きになってきて、最近では『スカイラインに乗りたい』と出かける車を選ぶようになった」と笑う。

74（昭49）年9月、平川生まれ。野田学園中・高卒業後、南九州大（宮崎）で園芸を学んだ。その後、横浜市の球根類輸入業社に勤務。98（平10）年に山陽種苗に入社した。妻と3人の子どもとの5人暮らし。