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2013年12月14日

札の辻・21

 12月、山口市はクリスマス市になる!
 山口商工会議所内の『日本のクリスマスは山口から実行委員会』よりの呼びかけである。
 鹿児島、平戸、山口そして京都へと布教の旅をしたフランシスコ・サビエルが、再度山口を訪れ領主大内義隆から布教許可を得、大殿大路でカトリック教示を開始したのは1551年の春、次いで52年の12月24日にサビエル後の宣教師コメス・デ・トルレスからも教徒となった市民を招き、賛美歌を唱ってクリスマスを祝ったのが日本におけるクリスマス・イヴの最初であった。
 それより先、サビエルは豊後(現大分)の大友氏にも招かれ、山口から下関、中津、宇佐それから豊後へと港の各地を経由して、サビエルが豊後に入った直後に山口では下克上が起こり、大内家臣の陶隆房が5千人で義隆を攻め、山口の町は焼き払われ義隆は長門の大寧寺で自刃する。陶氏はその後毛利氏に滅亡され、大寧寺には毛利輝元が献納した大内義隆の位牌が保存されている。 
 日本語にはポルトガル語に起源する語が多い。パン、カステラ、テンプラ、バッテラ、コンペイトウ、ジュバン、メリヤス、オルガンなど。
 ポルトガルには日本語も、キモン(着物)、サケ(酒)、ボンズ(坊主)、フネ(船)がある。
 サビエルの日本来航で山口は5百余年も前に国際都市の顔もあった。(鱧)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)札の辻
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