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2013年12月20日

稜線

 12月は日が短い。もっとも短い日は22日の冬至となって午後4時半頃には闇のとばりがおりて来るから、一年中で最も昼間の少ない月である。
 しかし、22日が過ぎると地球から見る太陽は、夏に向かう気象コースを確実に進んでゆく。
 少しずつ日脚が伸びて北半球に差し込む太陽の熱は多くなるというのに気温の方は依然として下降しつづけ、上向きになるのは平均的には2月の節分を過ぎる。
 これは大地や大気が陽光の変化に即応するのに時間がかかるためで、経済政策が変更になり、その効果は家計にまで及ぶことが直線的ではないのと同じであろう。
 山口盆地には明るい冬空が広がっているときもあるというのに徳佐では雪のローカルニュースを見ることもある。 
 冬は西中国山地から吉南平野まで、北部は重い雪雲の下にあっても南部は降りそそぐ陽光をうけて細長い山口市の地勢の天気差がわかりやすい。
 先日、阿東から山口へ通勤する友人が車にヤブツバキの花をもっていた。ヤブツバキは自生地の地理的区分から見ると、日本列島の北限となる青森と南限の屋久島までになっており、春に咲く花の意で椿となった。
 冬来りなば春遠からじを想う。(F)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)稜線
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