サンデー山口

　薩摩琵琶、語り、舞踊、そして和蝋燭の明かりが織り成すあかり絵巻…。15日（土）午後5時半から「和蝋燭の世界」が開催される。05（平17）年から12（平24）年まで瑠璃光寺で開催されてきたが、今回は常栄寺（宮野下）で初公演。和蝋燭の炎で幻想的に彩られた雪舟庭をバックに、創作舞踊などが披露される。サンデー山口後援。
　これは、和蝋燭の持つ“深い味わい”に魅了された舞踊家の花柳寿寛さんが、語り、薩摩琵琶なども交え、その明かりとともに幻想的な空間を作り出す催し。18（平30）年の明治維新150周年を見据え、テーマは「明治維新」とした。
　品川弥二郎作詞、大村益次郎作曲の日本最初の軍歌・行進曲「トコトンヤレ節」（トンヤレ節、宮さん宮さん）の創作舞踊が初披露される。演じるのは湯田温泉旅館協同組合青年部有志で、山口を代表するプレミアムジーンズブランド匠山泊による「Ｒｅ：維新」特別衣装を身にまとう。
　さらに、創作舞踊「吉田松陰」（花柳寿寛聖）、小曲「さくらさくら」、民謡「男なら」、語り「眞維新」（岡部泰民さん）、薩摩琵琶「白虎隊」（荒井靖水）も披露される。
　定員は100人で、観覧料は5千円。申し込みは、同実行委員会へ電話（TEL083－922－1350）かメール（warou@100fuku.net）で。