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2014年03月08日

札の辻・21

例年に比べて1・2月には雪も多く春の陽差しを待ちかねた。
 ことにまだ積雪情報のつづく関東以北の春到来は遅くなる。山口でも西中国山地の峡谷には残り雪もあり春は遅々として足早ではない。
 この時候に凍土を割って若芽を出してくるフキノトウは、春を先ぶれする季節ガイド役である。
 東京では師走から新春にかけて、早くもフキノトウが各市場に出回る。それは房総半島や南伊豆の比較的に暖かい地方からで、南九州の宮崎や鹿児島産のフキノトウも博多や北九州の市場にもお目見得する。
 ほろ苦き恋の味なり
 フキノトウ  久女
どんな恋かわからぬが、フキはチョッピリほろ苦い過去の恋を思い出させるのだろう。土の香りと独得の苦味がある。
 昔から「春の料理には苦味を盛れ」とのことばもあった。早春にフキノトウの味覚は固い蕾を姿のまま火にあぶり、練りミソをつけると酒の肴に良いとする。
 草の戸に春は来に
 けりフキノトウ
一茶のこの句は雪国信州でフキノトウが芽ばえたよろこびに溢れている。信州ではフキノトウをフキボコと呼ぶと聞いた。
 越後では「バッケ花が咲くと熊が出る」という。バッケとはフキのことで、越後ばかりでなく東北地方にかけてもいわれている。
 山口ではフキノトウに熊も出る。(鱧)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)札の辻
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