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2014年03月12日

No.131「やまのこどもたち」

No.131「やまのこどもたち」

岩波書店
文:石井 桃子
絵:深沢 紅子
 「やっと あたたかく なりました」ではじまるこの絵本の舞台は、約六十年前の東北地方の小さな山村。主人公は、来年の春一年生になるたけちゃんという男の子です。
 春。梅が咲き、小さな子も外で遊べる季節になりました。たけちゃんが友だちとままごとをしていると、おばあさんが本物のおにぎりを持ってお客に来てくれました。
 夏休み。にいちゃんたちが梨の木に上るのを見て、たけちゃんも真似したくてたまりません。でも仲間に入れてもらえませんでした。
 秋には小学校の運動会が開かれ、村中の人が重箱をさげて集まります。屋台も並び、おまつりのようなにぎやかさです。
 そして冬。お年越の日には町から魚屋さんがやってきます。買った魚は、おばあさんがお正月の御馳走用に池の端でさばきます。
 カラーと白黒のさし絵が交互にあらわれるページの流れの中で山村の四季の風景があざやかに変化し、そこで暮らす人々の素朴な暮らしぶりが楽しめます。
 根雪が溶けるとたけちゃんも一年生。いつも以上に嬉しい春がやってきます。
(ぶどうの木代表・中村佳恵)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)えほんのとびら
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