2014年03月28日
稜線
20日、社会福祉法人青藍会の「はあと保育園」竣工式に出席。そこであった渥美由喜さんによる記念講演が素晴らしかった。
東レ経営研究所勤務の渥美さんは、内閣府少子化危機突破タスクフォース政策推進チームリーダーでもあり、NHKの人気番組「あさイチ」にも3度出演。テーマが「産後クライシス」の時には、2500枚ものファクスが寄せられたという。
20年間にわたり週末には、地元の公園で「こども会」のボランティア活動を継続し、2000人と出会ってきた。プライベートでは7歳と3歳の子を共働きの妻とともに育てており、育児休業も2回取得。下の子には障害があり、4年前からは認知症と統合失調症を患う父の介護も実践中だ。
これら実体験に裏打ちされた話は、説得力が違う。「遊んだり、おやつを食べさせたりする子ども会を楽しみに訪れるのは、親に虐待されたり見捨てられた少年少女たち」「“珍獣”に見られた公園デビュー」「大変だが楽しい子育てと、尊敬する親が少しずつ壊れるのにつきあう介護」「上司・佐々木常夫さん(著書多数)の『運命を引き受けなさい』との言葉」「ワークもライフも『良かった』づくり」等々、とても書き切れない。興味を持たれたら、ぜひ検索を。(K)
東レ経営研究所勤務の渥美さんは、内閣府少子化危機突破タスクフォース政策推進チームリーダーでもあり、NHKの人気番組「あさイチ」にも3度出演。テーマが「産後クライシス」の時には、2500枚ものファクスが寄せられたという。
20年間にわたり週末には、地元の公園で「こども会」のボランティア活動を継続し、2000人と出会ってきた。プライベートでは7歳と3歳の子を共働きの妻とともに育てており、育児休業も2回取得。下の子には障害があり、4年前からは認知症と統合失調症を患う父の介護も実践中だ。
これら実体験に裏打ちされた話は、説得力が違う。「遊んだり、おやつを食べさせたりする子ども会を楽しみに訪れるのは、親に虐待されたり見捨てられた少年少女たち」「“珍獣”に見られた公園デビュー」「大変だが楽しい子育てと、尊敬する親が少しずつ壊れるのにつきあう介護」「上司・佐々木常夫さん(著書多数)の『運命を引き受けなさい』との言葉」「ワークもライフも『良かった』づくり」等々、とても書き切れない。興味を持たれたら、ぜひ検索を。(K)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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