サンデー山口

　薬物依存の入り口（ゲートウェイドラッグ）とも言われる大麻の所持や栽培はもちろん、自生する大麻・ケシも含めてなくそうという「不正大麻・けし撲滅運動」が、今年も5・6月の2カ月間、全国一斉に展開されている。
　市内では昨年度、25カ所・2135本、県内では157カ所・2万1400本の不正ケシが発見された。アヘンやモルヒネのもととなるセティゲルム種やソムニフェルム種（どちらも全体が白っぽい緑色）、花が深紅色のハカマオニゲシ、大麻などは、一般栽培が禁止されている。発見した時は、最寄りの警察署か環境保健所へ連絡すること。