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2014年06月04日

長登銅山

長登銅山

 写真は長登銅山から産出した孔雀石です。孔雀の羽のような光沢のある緑色をしています。もともとの銅鉱石が大気や水と反応し、風化してできたもので、緑色は銅がさびてできた緑青です。孔雀石の緑色は美しく、江戸時代には「岩絵の具」として使われていました。
 長登銅山(美祢市美東町)では、孔雀石をはじめ自然銅、黄銅鉱、斑銅鉱などの銅鉱石を採掘し、精錬して銅をつくっていました。奈良の大仏に長登の銅が使われたことはあまりにも有名です。長登銅山跡は、東西1.6キロ、南北2キロの範囲内に奈良時代から昭和期にかけての多数の採鉱跡や精錬所跡が残っていることで、03(平15)年に古代鉱山遺跡として、国内で初めて国の史跡に指定されました。09(平21)年には関連施設として長登銅山文化交流館が建設されています。
 山口博物館では、6月8日(日)の地質めぐりの行事で長登鉱山をたずね、4号抗跡と露天掘り跡の観察を行います。
県立山口博物館 地学担当学芸員 亀谷 敦


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)おもしろ小箱
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