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2014年08月08日

稜線

 土用なかばに秋の風―という古くからのことわざがある。
 土用は7月の9日から8月は8日に至る時期で、子供たちの夏休みが始まって間もなくとなり、ビッグサマーの前半とも呼ばれてきた。しかし年によっては初秋を肌に感じる風が吹くこともあり、山口では美術館前を歩くと季節が移る風の動きを並木の梢からうける。
 8月7日は暦で立秋、この日を過ぎればいくら暑い日があっても残暑と呼んでいる。
 暑中見舞は土用のうちで、立秋からは残暑見舞となる。
 暑い盛りの8月7日を立秋とするのは早過ぎるという声もある。
 暦上の季節区分は太陽の光の変化を標準としており、8月の太陽の光はすでに衰えているとされている。
 その陽光に対応するように「小さな秋」を暑さの中に見出すこともできる季節感も漂う。
 陽差しの中でジージーやミンミンの蝉時雨がつづく中でふとツクツクボウシの声を聞くこともあり街路樹の影も伸びてくる。
 この時季の夕刻になると山口盆地の空にも早々と一番星を見るようになりコオロギの声も聞こえてきた。
 仁保川の川面を走る風はさざ波をつくる。(F)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)稜線
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