サンデー山口

　山口萩焼作家の大和猛さん（51）が、「萩焼代表」として出品する「スヌーピー×日本の匠展」が、11月3日（月・祝）まで、福岡三越（TEL092－724－3111）で開かれている。
　これは、漆器、ガラス切子、友禅、竹細工、陶器、木彫、金工等、日本各地の伝統工芸を代表する50人以上の「匠」たちの「技」で創られた100点以上の「スヌーピー」が披露される企画展。昨年4月の東京を皮切りに全国を巡回。この福岡が国内最後で、来年はシンガポール、香港、台湾、ドバイ等で、再来年は欧米で展示される。
　大和猛さんは、県指定無形文化財萩焼保持者・大和保男さんの長男。名古屋芸術大美術学部を卒業後、保男窯で作陶生活を開始した。日本伝統工芸展、茶の湯の造形展など、入賞経験も多数。