2014年11月01日
札の辻・21
庭のカエデが枝先から赤く色づきはじめた。
庭といっても30年近く住むうちに雑木の中で伸びてきたヤマモミジである。深まってゆく秋を感じさせる色調が伝わってきた。気象記録によると初霜を見る平均日はこれからだが、札幌は10月の上旬、関東地方が11月中旬で九州になると11月下旬になるとか。
山口市では秋穂、阿知須の南部と、徳地、徳佐の北部では11月の上・下旬の差がある。
紅葉期から開花期までが霜を見る時期で、それより早い霜や遅くなる霜は農作物などに霜害をもたらすことがある。
霜は空気中の水蒸気がこまやかに氷結し地表や物体に付着するのでよく見分けると針状、又は柱状の結晶になっている場合と、無定形の霜柱となり屋根瓦などに見られる。
地表に見る霜のほかには樹木の枝につく樹霜や窓ガラスに凍りつくことも見られるが、霜はよく晴れて風の無い、おだやかな夜に放射冷却によって張りつく。
ヤマモミジも初霜の頃までが美しい。
しかし紅葉はモミジやカエデだけではない。川岸などに見るハゼの葉はあざやかな緋色を見せてくれる。
特に宮野湖周辺から八丁越の山道を小木原までたどれば、ヤマモミジだけでなくイタヤカエデなど黄色に染まる木々もあって、深まってゆく秋を身肌に感じさせる季節感にとらわれる。(鱧)
庭といっても30年近く住むうちに雑木の中で伸びてきたヤマモミジである。深まってゆく秋を感じさせる色調が伝わってきた。気象記録によると初霜を見る平均日はこれからだが、札幌は10月の上旬、関東地方が11月中旬で九州になると11月下旬になるとか。
山口市では秋穂、阿知須の南部と、徳地、徳佐の北部では11月の上・下旬の差がある。
紅葉期から開花期までが霜を見る時期で、それより早い霜や遅くなる霜は農作物などに霜害をもたらすことがある。
霜は空気中の水蒸気がこまやかに氷結し地表や物体に付着するのでよく見分けると針状、又は柱状の結晶になっている場合と、無定形の霜柱となり屋根瓦などに見られる。
地表に見る霜のほかには樹木の枝につく樹霜や窓ガラスに凍りつくことも見られるが、霜はよく晴れて風の無い、おだやかな夜に放射冷却によって張りつく。
ヤマモミジも初霜の頃までが美しい。
しかし紅葉はモミジやカエデだけではない。川岸などに見るハゼの葉はあざやかな緋色を見せてくれる。
特に宮野湖周辺から八丁越の山道を小木原までたどれば、ヤマモミジだけでなくイタヤカエデなど黄色に染まる木々もあって、深まってゆく秋を身肌に感じさせる季節感にとらわれる。(鱧)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
│札の辻