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2014年12月10日

No.140「ちいさなろば」

No.140「ちいさなろば」

福音館書店
作:ルース・エインズワース
訳:石井桃子
画:酒井信義
 小さなろばは、いつもひとりぼっち。「イーヨウ!」と鳴いても、答えてくれる友だちはいませんでした。
 ある雪の降るクリスマス・イブのこと。ろばは女の子たちからサンタ・クロースの話を聞きました。「おもちゃが いっぱい はいっている ふくろをもってて、あたしたちの くつしたに、プレゼントを いれてくれるの」―でも、ろばにもプレゼントを持ってきてくれるでしょうか。
 その夜、鈴の音とともにサンタ・クロースがろばの小屋にやってきて、足を痛めたトナカイのかわりにそりをひいてもらえないだろうかと頼みました。「おてつだいしますとも!」ろばは喜んで答え、一晩中、力いっぱいそりをひきました。
 クリスマスの朝、目覚めたろばの目の前には雪から生まれたように真白なろばが立っていたのです。二匹はすぐに仲良くなり、一緒に牧場をかけ回りました。にんじんのプレゼントを持ってきた女の子たちも、ろばに友だちができたことをとても喜びました。幸せを分かち合う相手がいる喜びが、淡い水彩画から静かに伝わってきます。
(ぶどうの木代表・中村佳恵)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)えほんのとびら
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