アクセスカウンタ
QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 23人

店長情報 トップページ
店長情報

2015年01月21日

心にやさしい小説集

 手相を見てもらった。ドキドキしながら、頭を垂れて聞いた。―今年は、年上の異性から刺激を受けて良い年になる―。バンザイ! さて、誰だろう。
 朝比奈さんかもしれない…と思った。現在、昨年暮れ出版された“心にやさしい小説集(朝比奈敦著)”を読んで強い刺激を受けている。
 朝比奈さんは、1946年生まれ、私より年上。1993年、山口県芸術文化振興奨励賞受賞。なんといっても2007年、文學界下半期同人雑誌優秀作“国境”は素晴らしい小説で忘れられない。「風響樹」同人。
 “心にやさしい小説集”は朝比奈さんがこれまで書かれた短編小説の中の12編が収められている。題に『やさしい』とあるが、やさしいのは著者の生来もたれている心である。それが全ての小説の底を流れ、読後はさわやかで温かい心になる。が、やはり小説を書くとなると、鋭い心も表れる。それが私の心に刺さり、刺激を受ける。新しい扉が開く。
 「ハンミョウ」にはこんなことを五年生の少年の心に巣くわせる。
“ママだってそうだ。そんなとき、自分は愛されていない人間だとつくづく思う。自分がどんな悪いことをしたというのか”。
 外は北風です。“心にやさしい小説集”の面白さ、凄み、楽しさ、そしてやさしさで温まってください。


同じカテゴリー(おんなの目)の記事
 見事なびらん (2019-07-24 00:00)
 主題 (2019-07-17 00:00)
 バスが来たら (2019-07-10 00:00)
 居るよ、居る、居る。 (2019-07-03 00:00)
 きんと雲 (2019-06-29 00:00)
 本の海に潜って (2019-06-19 00:00)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)おんなの目
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。