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2015年01月24日

札の辻・21

 冬至が過ぎると太陽は夏に向かうが寒さはいよいよきびしくなってゆく。
 冬至の後には小寒(1月5日)、大寒(1月21日)があって、小寒から立春(2月4日)までが寒の内である。
 太郎を眠らせ
 太郎の屋根に雪降り
 つむ 次郎を眠らせ
 次郎の屋根に雪降り
 つむ
 詩人三好達治の詩に雪国の情感がある。
 降り積む雪といえば郷愁的な想いもつたわり、子供たちを眠らせた枕元近くであと片付けをする母親の姿が浮かぶ。
 子供たちは深く眠った翌朝に眼覚め、一面の銀世界に思わずおどろきの声をあげるだろう。
 たった2行の詩であるが積雪に対する日本人の古くからの気持ちを集約的に表現している。
 子供の頃、中国山地の田舎で育ったわが身としても、音もなくしんしんと降り積もる朝の雪を思い出す。向かい一面の雪の中にヤブコウジの赤い実があざやかだったことなどを。
 日本列島の中部山岳地帯では積雪がつづくと、山並みの斜面に毎年決まったように積雪像が出現する。それが馬や大鷲であるとか。
 雪像がつづくと、山麓の集落では苗代づくりの準備がはじまる。
 山口では十種ヶ峰の山頂が雪化粧の姿を見せる。津和野稲成へ初詣するとき道端に残雪を見ることもあり太郎、次郎は早い春を待つ。(鱧)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)札の辻
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