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2015年01月31日

札の辻・21

 市内を流れる幾つかの河畔にネコヤナギが芽をふくらませてきた。
 川岸や溜池のほとりで晩秋の頃から早春を待った白銀色の新芽は早い季節だよりを告げる。
 葉に先立ち、やわらかいビロード状のつぼみはふっくらとしてネコの尾によく似ていることからネコヤナギと呼称されるようになった。
 =北海道から九州まで川辺や山の渓流にも自生するヤナギ科の落葉低木で、高さは2.3メートル早春のまだ寒さを覚える頃に銀ねずみ色をした楕円形の花穂をつけ、苞から出た絹毛が密生し小ネコを思わせることからこの名となる。もろもろの花が少ない時だけに花穂のふくらみは人目を引き花材にも使われる=と「季寄せ草花」にもある。
 ヤナギの仲間は耐寒性が強い。
 芽立ちは九州や山口は1月の下旬から2月上旬で東北地方や北海道は3月下旬に及ぶ。
 北国に雪の日はまだつづくが、暦の上では節分が過ぎると季語は寒明けである。
 2月7日(土曜)に大阪NHKホールで開催される「第17回司馬遼太郎菜の花忌シンポジウム」がある。
 今回、司馬遼太郎賞を受賞の作家伊集院静の記念講演や、安藤忠雄(建築家)伊東潤(作家)杏(女優)それに伊集院静も参加し「乱世から乱世へ・城塞」をテーマのシンポジウム。その壇上には毎回菜の花が並列される。(鱧)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)札の辻
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