サンデー山口

▲左：大会運営は本格的（昨年） 右：高いコスプレ率（昨年）

　昨年末にタイで開催された「グランドファイナル」女子シングルスで日本人として初優勝し、1月の全日本卓球選手権では女子シングルス・ダブルス・男女混合ダブルスのすべてで優勝、60（昭35）年度の山泉和子以来54大会ぶり2人目となる3冠を達成したロンドン五輪銀メダリスト・石川佳純。地元・山口市の「市民栄誉賞」第1号の彼女を筆頭に、ＪＯＣのエリートアカデミーで腕を磨く妹・石川梨良選手や野田学園の活躍など、今や山口市は「卓球王国」と言っても過言ではない。
　その卓球と、山口市の中心部・湯田温泉とを“掛け合わせた”Ｂ級スポーツ「湯田温泉スリッパ卓球大会」の第4回目が、4月4日（土）に開催される。同温泉のにぎわい創出を目的に、温泉地の風物詩として知られる卓球を、ラケットにスリッパを使う「Ｂ級スポーツ」に仕立て上げた。同実行委員会（西岡稀海香委員長）の主催で、県施設管理財団とサンデー山口が共催する。
　第1回目には、ダブルス88組、男子シングルス64人、女子シングルス43人が、2回目にはそれぞれ102組、77人、41人が、3回目には同じく105組、82人、45人が全国各地からエントリー。ベストドレッサー賞が設けられていることも手伝い、思い思いの装いに身を包んだ参加者たちが集う、笑いや歓声の絶えない和やかなスポーツ大会だ。年々参加者が増えていることからもわかるように、卓球の“素人”が“玄人”と互角に渡り合えるのがスリッパ卓球のおもしろいところで、そのようなシーンも毎回随所で見られる。
　これまで同様に相乗効果を目指し、毎春恒例の湯田温泉白狐まつり（今年は4・5日）に合わせて開催される。エントリーの受け付けは昨日開始した。締め切りは、3月16日（月）。申し込み・問い合わせは事務局（ラグタイム内、TEL083－925－6843）へ。最新情報は、随時大会公式フェイスブックページ（http://www.facebook.com/yudaonsen.slipper）にアップされる。
　※大会概要等は、後日詳細をお知らせします。