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2015年03月27日

稜線

 ヘミングウェイの小説「老人と海」で記憶に残る部分がある。
 時間をかけて釣り上げた巨大マグロに対し、エサ用の小魚を食べながら、おとずれる大魚との対決を待つ一節だ。
 老漁夫は片手で太い釣糸をしっかりと把握し、残る手でナイフを操り手元の小魚を切り身にしゆっくりと頬張る。
 その味もない魚肉を噛みながら老人はつぶやく「力をつけておかなければ」と。この言葉には実感があり意地もある。
 いつまでも往年の体力や気力を保ち得ているような錯覚にはとられたくないのだ。
 ところで毎週一回、定期的に会う友人からメバル沖釣りへとさそいがあった。
 海釣りにはそれぞれの時季があり、2・3月のメバル、3・4月はカレイとなる。
 ウメ、サクラの花だよりと共通点あり。
 まずはメバル。メバルはカサゴの仲間で20センチ前後だが春になってくると小太りになって味も良く、大き目のものは刺身にすると甘味もある。
 焼いても良いが煮付けにするとうまい。
 メバルのシュンは花見どきといわれているがメバルだけでなくカレイも待っている。
 巨大マグロと小型メバルの比較。(F)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)稜線
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