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2015年04月15日

読了なさいましたか?

 『超絶技巧! 明治工芸の粋』、終了しましたね。多くの人達の目を楽しませ驚かせてくれました。私は、遠く大阪から友人を迎えて一緒に観ました。
 館内に入った第一歩から、「わー」とか「あー」とかの驚嘆の声ばかり挙げていました。なんという細密、人間技とは思えない技術、品ある美しさ。工房で黙々と作業する職人さん達の姿が見えた。どうだい、という誇らかな顔が見える。
 友人の一番好きな作品は、目を凝らさなければ、どこが超絶技巧かわからない蒔絵の〈渦文蒔絵香合〉。目を近づけると、掌に乗る大きさの香合に、細い線で渦が描かれている。小さい渦、大きな渦。ゆるぎのない確かな曲線の渦。これぞ超絶技巧!
 私は、刺繍絵画の〈読書図〉に魅せられた。赤い光沢のある糸と黒系の二色で刺繍された読書する夫人。30歳前半。ゆったりと本を読んでいる。顔と本に赤い糸がぎっしりと超絶技巧で刺繍されているので、光を浴びているように耀いている。耀きが読書に引き込まれた恍惚の表情をよく表している。600頁はありそうな厚い本だ。なにか興味ある所を読んでいるのか満ち足りた顔。私は、夫人のじゃまをしないように静かに立ち去った。さようなら。
 夫人は、山口を発って今は何処。あの本、読み終えられたかしら?


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)おんなの目
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