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2015年04月24日

稜線

 時代の足音と共に、なつかしい駅弁が山口県内でも姿を消すという。
 昭和53年に刊行された汽車弁文化史(農文協版)には、明治から大正、昭和へと、プラットホームで売り声と共につづいた駅弁あれこれの記録にくわしい。
 日本に鉄道が開設されたのは1872(明治5)年の新橋~横浜間であるが、駅弁のことになると、明治も中期以後に東海線や山陽線の開通に至って、それぞれの地方色豊かな各駅弁当が登場してくる。
 昭和の初期、山陽線の山口県内各地に売り出された駅弁に次の記述が残っている。
 柳井-弁当と三角餅
 徳山-ビールと弁当
 小郡-弁当に外郎
 ところで平成になってからは新幹線の利用、普通列車の高速化により、駅売り弁当の利用が減少してきた。
 山口県内のスーパーやデパートで開催される九州、北海道、東北各地の弁当の人気は依然として高い。
 駅弁がたのしめるから旅行中もにぎやか。
 列車で見たり、聞いたり、食べたりができることは、大人はもちろん子供たちも愉快になる。
 かつて漫画家のおおば比呂司氏は「駅弁の味覚停車」、「味のある旅」の名著を残している。(F)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)稜線
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