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2015年05月23日

札の辻・21

 4月29日に詩人中原中也を偲ぶ集いが、湯田の松政で渡辺山口市長の主催で行われ、第20回目の中也賞には京都出身の詩人岡本啓氏(31歳)が選ばれ中也のブロンズ像や副賞100万円が贈呈された。岡本氏が詩作をはじめたのは2011年で「詩は自分の生きざまを見つめさせる原点で好きだ」と語っていた。
 中也が亡くなったのは30歳で岡本氏と年齢差はあまり無い。
 中也が生まれた頃の湯田は約8百80戸、4千2百余人で山口町に合併されてはいなかった。
 しかし戦後は戸数4千5百余戸、人口も1万6千余を超えている。
 1965(昭和40)年の6月、小林秀雄、河上徹太郎、大岡昇平、今日出海等が出席して井上公園に中也の詩碑が建立された。
 河上徹太郎宛に萩から出した中也の手紙が全集の④にある。
=蜜柑畑に沿った高さ三尺ばかりの生垣にめぐらされ、チャンバラの背景には好適の家にゐて、間近い山が見えるばかりです。井戸端に行って水を飲む。するとポンプの管が竹だもんだから竹の匂いがプンとします。家の裏を出てゆくと川です=
 トタンがセンベイを喰べて春の日の夕暮はおだやかと詩にしたように中也の詩考の隅には絶えずふるさとがあった。
 またひとしきりの雨が菖蒲色のみどりに見えて中也のゆたかな幻想につながってゆく。(鱧)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)札の辻
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