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2015年06月19日

稜線

 さわやかな風にキラキラ輝いていた樹々の若葉が濃緑となって枝先にカタツムリを見るようになると列島はツユ期へと入ってゆく。
 6月22日は夏至で、1年中でヒル間がもっとも長くなる。しかし北海道ではツユの現象は少なく、“エゾ梅雨”と呼ばれる雨期はあるのだが、平均的に見ると連続的に降る雨は少なく北国の6月は明るい陽光の中にポプラの若葉が薫風に葉裏をひるがえしている。
 同じように雨季の無いヨーロッパの6月は、1年中でもっとも明るい月である。ロンドンやニューヨークでは季節的に集中する雨は見られないという。
 日本列島のツユ期の降り方には二つのタイプがあるようだ。いつやむとも知れぬシトシト型と、ドカッと降る豪雨型に分けられる。
 仁保川の近くに住んでいると川音にも雨足の強弱を知る。
 ツユ前線が南に下がり過ぎ去っていた姫山上空の青空が戻ってくると、さわやかな麦秋の風が吹きわたり一時的にツユ明けの気分になることも。
 いずれにしてもツユ前線はツユ明けの形状になるまでは居すわる。
 雷を伴った大粒の雨が椹野川の川筋に向かいさざ波を立てるようになればツユ明け。(F)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)稜線
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