2015年06月27日
夏祭りシーズンもうすぐ 準備着々 山口祇園祭
▲達成感は、やみつきに
夏の風物詩、山口祇園祭に向けた打ち合わせ会が、12日に県神社庁(天花)で開かれた。
同祭のリード役を務める約60人が参加。およそ1時間かけ、祭典日時(7月20日から27日まで)・奉納神賑行事、御神幸・御還幸御神輿奉仕、交通規制、その他行事(市民総踊りなど)について確認をした。
今年の神輿担ぎ手の地区割りは、御神幸(同20日)が8角(手名槌命・足名槌命)=大殿地区、6角(素盞嗚尊)=白石地区、4角(稲田姫命)=宮野地区で、御還幸(同27日)が8角=大殿地区、6角=白石地区、4角=女御輿。
全体打ち合わせの終了後は、祇園祭振興会および神輿関係者によって、3基の御輿の巡行ルートや交差点に入る順番、中心商店街「魔法の屋根」の下での回し方等、細かな内容確認がなされた。
担ぎ手募集中
「祭りは、見るより参加する方が楽しい!」。よそでは常識のことが、なぜか山口市では逆にとらえられることが多い。だが、参加した人に聞くと、みな「やって良かった」と口をそろえるから不思議だ。
これまで山口祇園祭は、旧市街の人たちが中心となって支えてきた。だが、高齢化の進展やドーナツ化現象のあおりを受けて、担い手不足も深刻化。そこで近年では、旧1市5町全域から参加者を募るようになった。
まず、祭りの「花形」①男神輿。巡行日は初日の20日(月・祝)と最終日の27日(月)で、どちらか1日だけの参加も可能。時間は、着替えも含めて午後6時から9時半まで。応募締め切りは7月13日(月)。次に、祭りの「華」②女御輿。巡行は27日で、時間は同じく午後5時から9時半まで。締め切りは同10日(金)で、定員は先着95人。申し込み・問い合わせは、①は祇園祭振興会(TEL083-921-1566)、②は市商店街連合会(TEL083-925-2300)へ。
女御輿の「指揮者」を務める沓野優紀さんは「参加すれば、この達成感は絶対やみつきになります。山口の伝統・歴史を支えている実感も得られ、何より楽しいですよ!」と参加を呼び掛けている。
7月5日 本番前にお披露目 祇園囃子
初日に御輿を先導するのは、祇園囃子を奏でる山鉾。祭りに向けた気運を高めようと、7月5日(日)午後5時から、山口駅(改札前)で本番前に祇園囃子がお披露目演奏される。問い合わせは、山口観光コンベンション協会(TEL083-933-0088)へ。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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