サンデー山口

　7月に会長に就任した。「清掃や留学生のあっせんなどを通じて、地域に根ざした社会奉仕活動をするとともに、その存在を広く市民の皆さんに知ってもらいたい」と抱負を語る。来春には、井上公園に植樹と歌碑の建立を計画している。
　米屋町で60年あまり続く歯科医院の2代目院長。「誠実な治療」を心掛け、「虫歯や歯周病といった病気になった時に適切な治療をすれば、いつまでも健康な歯を保てる」と強調する。東日本大震災の直後には宮城県内で1週間、ボランティアで被災者の身元確認作業に当たった。「ちょっと前まで元気に生きていたのにと思うと、無情を感じずにはいられなかった」と振り返る。
　市歯科医師会野球部の監督を務めるほど野球好き。「今でも選手が足りなければ、代打で出ることも」。マラソン大会に出場した経験もある。

57（昭32）年1月、中央生まれの58歳。山口高、福岡歯科大卒。同大講師を経て、94（平6）年に帰山し、松浦歯科医院（米屋町）を継承。現在は院長。山口ロータリークラブには96（平8）年に入会した。