サンデー山口

　今年、1815（文化12）年の山口講堂設立から創基200周年を迎えた山口大学。今に至る歴史の背景や、かかわってきた人物たちの「志」を振り返るシンポジウムが、同大の2会場で開催される。「ＮＨＫ大河ドラマ制作関係者と語る山口大学の歴史」と題され、同ドラマの制作に携わる講師を迎える。聴講無料だが、事前申し込みが必要（先着順）。
　9月19日（土）午後2時から4時までの山口会場（吉田キャンパス）は、大森洋平さん（ＮＨＫドラマ番組部　シニア・ディレクター）が特別講演を担当。「『花燃ゆ』の舞台裏　ＮＨＫ大河ドラマ時代考証の話」の演題で話す。
　一方、10月24日（土）午前10時から正午までの宇部会場（常盤キャンパス）の特別講演は、土屋勝裕さん（ＮＨＫドラマ番組部　チーフ・プロデューサー）が担当。「龍馬伝」をはじめ多くのドラマでプロデューサーを、「花燃ゆ」では制作統括を務める同氏が、「大河ドラマ『花燃ゆ』の志」の演題で話す。
　どちらも、特別講演に先立ち、同大創基200周年記念事業担当理事の田中和広副学長が「創生期の山口大学と明治維新」と題して基調講演をする。
　聴講希望者は往復はがきで申し込む。往信用裏面に参加希望会場、郵便番号、住所、氏名（2人まで）、電話番号、講師への質問（任意）を、返信用表面に郵便番号、住所、氏名を明記し、山口大学総務部創基200周年事業推進課（〒753－8511　山口市吉田1677－1、TEL083－933－5632）へ。後日、同校内の生協食堂の割引券（当日のみ有効）としても利用できる整理券が郵送されてくる。