サンデー山口

▲一口サイズの「湯田狐福」

　湯田温泉旅館協同組合（宮川力理事長、TEL083-920-3000）は、オリジナル菓子「湯田狐福」をこのほど開発。11日（金）に発売する。
　県産の米と卵を使用した焼き菓子で、「狐福」とは「思いがけない幸せ」という意味。パッケージには、白狐のイラストと、「湯田の白狐は福招く」の文字が記されている。
　企画が持ち上がったのは、今年5月。最初は「江戸時代の菓子を再現したい」と、当時のレシピを元に試作品をつくったが、日持ちしない。そこで「お菓子のジェネレ」（錦町）の渡邊陽介さんに改良を依頼。焼き菓子にすることによって、賞味期限を約2週間に延ばすことが可能になった。
　湯田温泉の旅館・ホテル、観光案内所などで1箱（10個入り）1千円（税別）で販売される。同組合の吉本康治事務局長は「今後は、菓子以外の土産品にも『湯田狐福』のネーミングで商品展開をし、湯田温泉の知名度やイメージの向上につなげていきたい」と話している。